講座　臨床政治学　第三巻『日本の女性政治家と政治指導』

編者　濵賀　祐子

判型：B６判・上製・４５０ページ

発行日：２０１３年９月３０日

ISBN：９７８４９０４１８０３５８

定価：３，３３３円＋税

 

戦後、我が国においては女性政治家の進出が目覚ましいものがあるが、国政レベルでの婦人議員の占める割合は、２０１２年の衆議院選後、３８人と僅か７.９％に留まり、列国議会同盟（ＩＰＵ）１９０ヶ国中、１６３位と極めて低水準である。戦後日本で、男性政治家の中で、女性政治家が如何に苦労を重ね、現在の地位を築いて来たか。

　本書は、わが国の国政および地方政治に焦点を当てて、主要な女性政治家の経歴、思想などを述べ、その政治指導の在り方を詳説している。第一部は国政、第二部は地方政治を対象としている。各章で紹介する政治家は次の通りである。

 

第一章　市川房枝　　　第二章　加藤シヅエ　　第三章　土井たか子

第四章　福島瑞穂　　　第五章　野田聖子　　　第六章　小池百合子

第七章　堂本暁子　　　第八章　太田房江　　　第九章　潮谷義子

第十章　高橋はるみ　　第十一章　嘉田由紀子　第十二章　吉村美栄子 

 

編者紹介

濵賀祐子（はまがゆうこ）

明治学院大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得

現在  明治学院大学法学部非常勤講師

専攻　日本政治、米国政治、政治過程論

主要業績   『米国政治の新方向』共著、志學社、2013年、

『民主党政権論』共著、学文社、2012年、

『米国の大統領と国政選挙』共著、専修大学出版局、2004

他、多数

執筆者担当紹介

伊藤重行　　松陰大学経営文化学部特任教授・・・・・・・・・・・（第一章）

石突美香　　明治大学法学部非常勤講師・・・・・・・・・・・・・・・（第二章）

藤本一美　　専修大学法学部教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（第三章、あとがき）

池田美智代　東海大学政治経済学部非常勤講師・・・・・・・・（第四章）

濵賀祐子　　明治学院大学法学部非常勤講師・・・・・・・・・・・ （序文、第五章、第六章）

新谷　卓　　日本臨床政治研究所主席研究員・・・・・・・・・・・（第七章）

末次俊之　　専修大学法学部助教・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（第八章）

根本俊雄　　専修大学法学部非常勤講師・・・・・・・・・・・・・・・ (第九章）

浅野一弘　　札幌大学法学部教授・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（第十章）

折立昭雄　　前鈴鹿国際大学国際学部教授・・・・・・・・・・・・・（第十一章）

清水隆雄　　元国立国会図書館専門調査員・・・・・・・・・・・・・（第十二章）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    専門書↑